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Express 用のテンプレート・エンジンの開発

独自のテンプレート・エンジンを作成するには、app.engine(ext, callback) メソッドを使用します。ext はファイル拡張子を表し、callback はテンプレート・エンジン関数です。この関数は、ファイルのロケーション、options オブジェクト、およびコールバック関数の項目をパラメーターとして受け入れます。

次のコードは、.ntl ファイルをレンダリングするための極めて単純なテンプレート・エンジンを実装する例です。

const fs = require('fs') // this engine requires the fs module
app.engine('ntl', (filePath, options, callback) => { // define the template engine
  fs.readFile(filePath, (err, content) => {
    if (err) return callback(err)
    // this is an extremely simple template engine
    const rendered = content.toString().replace('#title#', `<title>${options.title}</title>`)
      .replace('#message#', `<h1>${options.message}</h1>`)
    return callback(null, rendered)
  })
})
app.set('views', './views') // specify the views directory
app.set('view engine', 'ntl') // register the template engine

これで、アプリケーションは .ntl ファイルをレンダリングできるようになります。以下のコンテンツで index.ntl というファイルを views ディレクトリーに作成します。

#title#
#message#

次に、アプリケーションで次のルートを作成します。

app.get('/', (req, res) => {
  res.render('index', { title: 'Hey', message: 'Hello there!' })
})

ホーム・ページに要求すると、index.ntl ファイルは HTML としてレンダリングされます。